無線マガジンVol.90
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2016/5/2 ━━━━
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□□□ 昭和46年創業 無線機の専門店(販売・レンタル・中古)
□□□ 三和システムサービス株式会社
□□□ http://www.sanwa-sys.co.jp/
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「夏も近づく八十八夜」と茶摘み唄にありますが、今年の八十八夜は
5月1日だったとか。
そういえば我が家にもお茶の木があったと思い出し、見ると確かに
新芽が伸びています。
まだ種を植えてから1年半くらいしか経っておらず、木と呼ぶのも
お恥ずかしいような20cmばかりの若木ですので、ちょっとかわいそう
とも思いましたが、八十八夜のお茶には滋養があると言いますから、
何枚か若い葉を摘んでみました。
http://www.sanwa-sys.co.jp/img/etc/cha.jpg
摘んだ葉はほんのりと、しかしなんとも爽やかな香りがします。
本来なら蒸したり揉んだり乾かしたりして「お茶」を作るのでしょうが
種を分けてくださった方が「生の葉でも少しはお茶が出ますよ」と
おっしゃっていたような気がして、生の葉に湯を注いでみました。
15分くらい待っていると、どうやらお湯に少し色がついたようです。
飲んでみるとお茶の風味と甘みが感じられ、予想外においしかったです。
最後に葉を食べてみますと、非常に苦く力強い味わいがあり、
若葉の生命力を、少し分けてもらったような気持ちになりました。
(小林)
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■ コンテンツ
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■1. お知らせ
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■2. 新製品のご紹介 … アイコム IC-DV60S1/IC-DV6010S1
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■3. 騒音環境での通信について
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■4. 無線局の遡り廃局について
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■5. イザ! に備える ~ 防災情報のご紹介 32
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■6. HP更新情報
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■1. お知らせ
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◇【スタンダード販売終了商品のお知らせ】
スタンダードの下記商品は、生産部品が入手不可能となったため、
販売終了となりました。
在庫限りでご入用のものがございましたら、お早めにお問い合せください
ますよう、お願いいたします。
<在庫限り>
「FTH-80」「PK410」「RP808」「GX5560UHT132」
「CHP150」「CMP115」「CMP122」「CNB808MH」「CSA555」「CSC-84」
「FNB-102」「LCC-572」「NC-50」「NC-66A」「VAC-205」
<終了>
「FTH-50」「VX-212U」「CX912」「RP823」「RP824」
「YCX-800」「YMX-800」「CAT427」「CSC-80」
◇【モトローラ販売終了商品のお知らせ】
モトローラの外部スピーカー「RSN4001A-1」は販売終了となりました。
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■2. 新製品のご紹介 … アイコム IC-DV60S1/IC-DV6010S1
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アイコムよりデジタル・アナログ共用一般業務用無線機の第一弾として、携帯機
「IC-DV60S1」と車載機「IC-DV6010S1」が発表されました。
携帯機の「IC-DV60S1」は塵・水没への耐性(IP67)に加え、水流や水滴に対する
耐性(IP55/IP54)を備え、車載機の「IC-DV6010S1」は本体だけでなく
ハンドマイクにもIP54の防塵・防水性能を持たせるなど、筐体の堅牢性が特長。
デジタルモードのUC(ユーザーコード)は、送信と受信で別々に設定できるように
なりました。
別売のGPSユニットを接続することでGPSデータ送信が可能になったり、
予めセットしたステータスやショートメッセージを送信できたりと、デジタルならではの
様々なデータ送信にも対応しています。
http://www.sanwa-sys.co.jp/products/icom/IC-DV60S1.html
http://www.sanwa-sys.co.jp/products/icom/IC-DV6010S1.html
業務用無線もデジタル化が進むことによって、アナログ時代にはなかった
多彩な機能が使用できるようになりましたが、これらの機能の使用は実際に
現場でどの程度拡がっているのでしょうか。
新しい使い方をされている皆様の声をお寄せいただけますと幸甚です。
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■3. 騒音環境での通信について
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騒音環境で必要な音声を伝えたい、という要望に応えるため、従来から様々な
オプションが用意されてきました。
しかし、耳の中の音声を拾うinCoreマイクや、喉の振動を拾う咽喉マイクは、
少しくぐもった声に聞こえたり、ろれつが回っていないように聞こえたりもし、
ハッキリと聞こえにくいので、やはり通信に少しストレスを感じます。
マイクを着衣の外に出せない等、他に方法がなくやむを得ない場合にのみ使用される
印象です。
通常に音声を拾うオプションでは、スリットが風切り音の起こりにくい形状になっている
PMMN4022のようなウインドノイズキャンセリングタイプのスピーカーマイクや、
単一指向性マイクロフォンHM-104、接話型タイピンマイクCMP835Pなどがあります。
受信する側が、耳栓の装着を義務付けられるほどの騒音環境にある場合は、
骨伝導で受信するヘッドセットPMLN4585がよく聞こえます。
ただし、以上のようなオプションは接続できる機種が限定されてしまうため、
どなたの無線機でも使用できるわけではありません。
ご使用中の機種に、騒音や風切り音対策のオプションがない場合は、
マイク感度を低く設定し、マイクを口元5cm程度まで近づけて送信してみるのも
おすすめです。
ブームマイクタイプのヘッドセットですと、マイクを口元に近づけるのが
さらに容易となります。
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■4. 無線局の遡り廃局について
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地震・台風・洪水・津波などの災害など、無線局免許人の責めに帰さない事由により
無線局の運用が困難になった場合は、運用が困難になった日に遡って無線局を廃止する
ことができます。(遡り廃局)
<遡り廃局が可能な無線局の例>
※無線設備が滅失又は、損壊した場合
※無線設備の操作を行う者の生命又は身体に重大な被害が発生した場合
※無線設備が設置されている区域への立入りが法令等により禁止された場合 等
遡り廃局が認められるためには廃止届の提出の他に、基本的には災害等の責めに帰さない
事由により無線局が滅失したこと等に関しての、公的機関が発行した証明書
(罹災証明書・被災証明書・盗難届又は遺失届の届出証明等)の提出が必要となり、
場合によっては写真等の提出や、総合通信局の職員による確認が行われることがあります。
遡り廃局が認められた場合、電波利用料の還付等が受けられる場合があります。
電波利用料の還付につきましては、管轄の総合通信局または総合通信事務所に
ご相談くださいませ。
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■5. イザ! に備える ~ 防災情報のご紹介 32
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4月14日より続いている熊本県を中心とした地震で被災された皆様に、
謹んでお見舞い申し上げます。
避難生活を余儀なくされている方が20万人以上にものぼり、その他の方々にも
困難な状況が長く続いています。
一人一人にできることは小さくても、できる限りのことをしてまいりたいと思います。
<「平成28年熊本地震義援金等の募集について」 熊本県庁>
https://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15416.html
<「『平成28年4月地震大分県被災者義援金・被災地寄附金』の受付について」 大分県>
http://www.pref.oita.jp/site/bosaiportal/h28-4jisin.html
災害時通信に関しては今回、公衆無線LANサービスを災害用統一SSIDにより無料で開放する
「00000JAPAN(ファイブ・ゼロ・ジャパン)」という取組みが実際に運用されています。
駅や空港、コンビニエンスストアなど、公衆Wi-Fiが設置されている場所へ行けば、
携帯キャリアに関係なく、誰でも無料でスマートフォンなどのWi-Fi機器を
「00000JAPAN」というSSIDで接続できます。
<「docomo Wi-Fi サービスエリア」 株式会社NTTドコモ>
https://www.nttdocomo.co.jp/service/data/docomo_wifi/area/index.html
<「主なご利用スポット※:au Wi-Fi SPOT」 KDDI株式会社>
http://www.au.kddi.com/mobile/service/smartphone/wifi/wifi-spot/usage/spot/
<「ソフトバンクWi-Fiスポット検索」 ソフトバンク株式会社>
http://www.softbank.jp/mobile/network/wifispot/#wi-fi-spot-search
Wi-Fiに接続することによって、例えばこのような情報収集をすることもできます。
<「Google クライシスレスポンス」 Google>
http://www.google.org/crisisresponse/japan
<「通れた道マップ」 トヨタ自動車株式会社>
https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/
しかし災害時は、Wi-Fiの設置された場所へ移動できない、Wi-Fi機器を充電できない、
ということが多々あります。
その場合、乾電池でも使用できる携帯ラジオなどで情報収集することになります。
ラジオやテレビは被災状況を伝えることも大事ですが、被災者の知りたい情報を
流し続けることが非常に大切であると感じました。
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■6. HP更新情報
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随時、HPを更新しております。
最近更新した箇所をご紹介いたします。ご参考まで。
・トップページ
http://www.sanwa-sys.co.jp/
・アイコム IC-DV60S1/IC-DV6010S1
http://www.sanwa-sys.co.jp/products/icom/IC-DV60S1.html
http://www.sanwa-sys.co.jp/products/icom/IC-DV6010S1.html
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